日々の積み重ね?離婚の原因はひとつとは限らない!

非常に多くのご夫婦が離婚すると言われている現在ですが、離婚の原因には様々なものがあります。
代表的なものとしていくつか挙げてみると、

  • 性格の不一致
  • 子育てや家庭内での家事に協力してくれない
  • 夫の不貞行為
  • 夫からのDV
  • どちらか一方の浪費ぐせ
  • 妻から夫へのモラハラ
  • 妻の不貞行為
  • 夫から妻れのモラハラ
  • 嫁姑問題

などが原因となっています。

以前に比べると離婚に踏み切る原因も変わってきており、中でも目立ってくるのがどちらか一方からのDV やモラハラになります。

協議で離婚が成立しないと調停で話し合いをする

これだけ多くの離婚の主な原因がある中で、誰かに相談しながら徐々に夫婦関係を修復していくのが難しいと考えた場合に、やはり離婚に踏み切るようです。
協議離婚であればどのような理由であっても双方で十分な話し合いを行い結果的には離婚となりますが、どちらか一方が離婚に応じなかった場合には、協議離婚が成立しないため本格的に法定離婚へともつれ込んでいくことになります。
夫婦のうちどちらか一方が不貞行為を働いたなどの場合には証拠がありますので離婚の主な原因としても修復するのは非常に難しく、実際に不貞行為を働いた側としては離婚に応じざるを得ないというのが、ほとんどのケースになります。

ただし、性格の不一致やその他家事や子育てへの協力などと言うのはそれぞれのご夫婦によって価値観が違っていたり、ライフスタイルが違っているものですので調停で話し合った際にもスムーズに離婚が成立しないケースがあります。
また、DV やモラハラに関してもDV は怪我をした際に病院で診察を受け、証拠として診断書等を残すことができても、モラハラに関しては判断が難しい部分でもあり、モラハラが原因となり精神的にこれ以上夫婦関係を続けていくのが難しい状態に陥ってしまうなどといった現状が必要になってきます。
そのため夫婦喧嘩において、ただ一度もしくは2回から3回程度精神的に傷つく言葉を言われたという内容を理由にしてモラハラを成立させ、離婚できるかというと難しい部分もあります。

調停を起こす際のポイントについて

あくまでも上記した離婚の主な原因というのは協議離婚をはじめ、離婚したいと思う理由になっていますが、前述の通り協議離婚ではなく「法定離婚」をする際にはその全てが認められるとは限らず、またそれぞれが認められる際にはどれだけの期間同じことが繰り返されていたのかといった部分も対象になってきます。
もちろん上でご説明した通り、ライフスタイルなどによっても関わってくる部分が非常に多いためこうした部分を踏まえた上で法定離婚をする際には、裁判官の判断を仰ぐことになります。

また法定離婚であればすぐに離婚が成立するかといえばそうでもなく、双方から色々な事情を聴きながら双方での歩み寄りを煽ることもあります。
最終的に法定離婚を行う際には慰謝料問題や養育費の問題、さらには財産分割についても様々な問題があり、こうした部分についても、すべてを話し合いながら決めていかなくてはなりません。
双方での意見が食い違ってしまうと離婚が成立するまでに10年以上もの月日が必要になってしまうようなケースもあります。
また法定離婚にもつれ込んでいる場合には上記の通りそれだけの理由がなくてはなりませんので、「民法が定めている離婚事由」に該当するかどうかが大きな注目点となってきます。

そうではなく、協議離婚をする際であれば前述した離婚の主な原因の中でも毎日夫婦げんかが続いてしまい、お互いに顔を合わせるのも嫌になってしまったので別れるといったケースや、何度注意しても浪費グセが直らず家にしっかりと生活費を入れてくれないため、このまま夫婦生活を続けていても困窮な生活に陥ってしまうなどといったケースは非常に多く見られます。

以前と変わってきた離婚への焦点

このように協議離婚の場合にはあくまでも夫婦2人で話し合いを行い、2人だけの感情で離婚を決めることができるのですが、法定離婚となる際には夫婦の関係も客観的に専門家がしっかりと判断しながら離婚に向けての話し合いをしていくことになります。
双方から正当にこれまでの夫婦関係や離婚に至った経緯などを聞き、まずは前述した民法上の離婚事由に該当するかどうかを判断します。
該当しなかった場合にはもちろん、起訴することができませんので法定離婚には至らず裁判所で離婚を成立させるのが難しくなります。

ただ、以前と変わってきているのは、以前は法定離婚をする際に夫婦のどちらか一方が有責行為を行った場合と言う大きなポイントがありましたが、近年では有責行為を行っていなくても、これまでの夫婦関係の中ですでに夫婦間でも愛情がなくなっており、婚姻関係が破綻していると判断されるケースでは大きな離婚原因として認められる事例が増えてきました。
協議ではなく法定離婚をする際には夫婦関係が破綻しているかどうかということが大きなポイントになってくるため、心のバランスや双方での主張そのものに行き違いがあったりすると、調停そのものも長引いてしまう結果になります。

調停で離婚が成立する場合と、さらに裁判離婚へと持ち込んでしまう場合がありますが特に裁判離婚になると、原告と被告という立場として最終的な離婚に向けて進んでいくことになります。
最初にあげた理由の原因は、これを理由に調停を起こす際にそれまでの婚姻期間なども影響してくるものですので、協議離婚のための話し合いがうまくいかずに専門家に相談する際にはしっかりと細かく相談してみると良いでしょう。