別居中でも離婚後親権を取らなくても子供には会える!

離婚する際には様々な問題に直面することになります。
わからないことだらけですので本当に大変な思いをしますが、しっかりと一つ一つ解決していかなければ、あとでトラブルになってしまうことがあります。
特にお子様のいるご夫婦が離婚する際には離婚した後、どのようにして、子供と会うのかについてをしっかり決めてから離婚するように心がけたほうが良いでしょう。

【親権者でなくても子供には会える】

自分が親権を取らなければ子供には会えないと思っている人もいるようです。
しかし、離婚した後でも子供と親が会うというのは当たり前のことであり、親権に関わらず、離婚後も子供には会えることになっています。
これを子供への面接交渉権といいますが、特に法律で決められているわけではなく、前述の通り親子が会うのはごく当たり前だということから離婚調停や審判、裁判などでも当然のように離婚後子供に会うことが認められています。

できれば離婚する前の段階で離婚後どのようにして子供に会うのかについてを話し合っていた方が良いでしょう。
離婚してから子供に会わせて欲しいと親権者ではない側が親権者に対し伝えても、感情的な部分から子供に会わせてもらえないといったトラブルもあります。

【親同士の感情は別にして考える】

離婚する際の理由というのは様々ですから、離婚したら二度と顔もみたくないと思いながら離婚する夫婦もいるでしょう。
しかし子供と親が合うことに関しては親の感情とは全く別のところで考えていかなくてはなりません。
両親が離婚するということさえ子供には大きなダメージとなってしまい、さらにどちらか一方の親とは離れ離れに暮らすことになりますから、できるだけ子供の気持ちを優先にいつでも会えるような状況を整えてあげることが大切です。

離婚した後も子供ともう一方の親が自由に連絡を取り合えるようにする子夫婦もいれば、子供との面会時間や面会回数などを細かく決めた上で離婚するといった夫婦もいます。

【子供の年齢に応じて考える必要がある】

お子様が自分の意思をはっきりと持っており、親権者ではない親と自由に連絡が取れる状態であれば面会に関してはお子様が自分の意思によって親権者ではない親と会うこともできます。
しかし自分の意思がまだないと判断される小さなお子様の場合には、やはり親同士がしっかりと話し合った上で親子が会えるようにしてあげなければなりません。
幼児などの場合にはお母さんがいなければすぐに泣き出してしまうなどということもありますので、子供が父親と会うたびに母親も同行するなどというケースもあるようです。

しかし前述の通り夫婦が離婚した後は顔も合わせたくないなどという感情から子供がある程度大きくなるまでは父親にも合わせず過ごすといったケースもあります。
どのような形で子供と親権者ではない親を面会させるのかについてはそれぞれのご夫婦のライフスタイルなどによっても変わってくるものですから一つに決まったケースはありません。

【トラブルを避けるため、細かなことを決めておくとよい】

上記のように離婚した後でも子供に会うことは可能ですが、例えば約束していた日時に子供親権者ではない親に会わせたら、約束通り子供を返してくれなくなってしまうなどというトラブルもあります。
またその他にも子供に合わせると、離婚前の様々な夫婦のトラブルなどを子供に吹き込まれてしまうため、子供の精神状態が不安定になり困っているなどというケースもあるでしょう。
こういったトラブルを避けるため子供と親権者ではない親が離婚後に会う際の決め事をしておくことはとても大切になります。

妻が親権を持ち、子供と一緒に生活をしていくと言った離婚のケースでは父となる元夫だけではなく、夫側の親族の孫と離ればなれになってしまうことになります。
そのため離婚後の面会において、夫と会うことさらには、夫の親族に会うことを許すのか、夫と会わせてもわざわざ夫の親族の家まで子供を連れて行かれるのは困ると言う理由から、このような部分には制限をかけるのかなど、考えなくてはならないことがたくさんあります。

【離婚後、子供に頻繁に会いに来て困るようなケース】

離婚したにもかかわらず子供に会いたいという理由から頻繁に子供に会いに来るなということもありますので、このような部分でもある程度制限をかけることが大切であります。
子供に会うことを理由に離婚した元妻の家に何度も押しかけてくるようであれば、妻側としては迷惑に感じることもあるでしょう。
何でもかんでも子供を理由にすれば良いわけではありませんから、このような部分についてもしっかりとその後の面会について取り決めておくことが重要と言えます。

本来であれば離婚が成立する前に夫婦がしっかりと話し合った方が良いことですが、協議で決まらなければ調停や審判で決めることができます。
また必ずしも離婚後、子供に会えると決まっているわけではなく子供に会うことによって子供の精神状態が不安定になったり、その他にも子供の今後の生活において幸せを邪魔されてしまう懸念があれば親権者ではない親が自由に子どもに会うことは認められません。

【別居中でも子供に会うことができる】

離婚する前に影響するご夫婦もいますが別居をしている中で子供に会わせてもらえないというケースもあります。
しかし別居中であっても子供には会わせてもらえる権利を持っていますので、どちらか一方の親として子供に会わせてもらえないのであれば、家庭裁判所に面接交渉の申し立てをすると良いでしょう。

離婚するしないに関わらず、親が子供に会う権利というのは子供の利益や子供の福祉などを基準に考えられていますので、大きな悪影響があると判断される場合でなければ一般的には認められているものとなります。
よほどの理由がない限り、親として子供に会うのが当然のことだといった認識になっていますので前述のように子どもにとって不利益になったり、非常に大きな悪影響があると判断されれば子供には思うように会えなくなります。
面接交渉権は親権者にならない親が誰でも持っていると言えるのですが、やはり上記した通り、子供の気持ちや状況を一番に考えながら離婚後の面会について考慮しなくてはなりません。

とはいえ離婚した後子供が毎日のように配偶者ではない親に会いたいと言っていることを理由に離婚前と同じような生活をしていたりするのは決して良い事ではないといえるでしょう。
特に母が親権者になった場合には、子供が父に会いたいというから毎日のように父が自宅に訪れているなどというケースでは、国からの給付金や母子家庭としての扱いなどもトラブルになってしまうことがあります。
しっかりとメリハリをつけながら子供と親権者ではない親の面会について決めるようにしましょう。
協議で決まった場合にも公正証書に残しておくことで勝手に子供を連れ去られたり、約束を破り、子供を介してくれなくなったなどというトラブルも防げるようになります。

また実際にこのようなトラブルが起きてしまった時にも公正証書に基づいて、面会の内容を変更したり、取り消したりすることも可能ですので、必ず書面に残しておくことが大切といえるでしょう。

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